トラブル回避マニュアル

エステに対して、何となく怖いイメージを持っている人も多いですよね。
でも、トラブルの多くは、自分が気をつけていれば未然に防げるものばかり。
安心してエステサロンに通うためにも、事前にしっかり勉強しておきましょう。

ポイント

契約を交わす前に

このコースで問題ないか?通えるのか?支払ができるのか?・・・・契約を交わす前に確認しましょう。
長期間もしくは複数回通うことを前提としているコースの場合、契約の前に、「通えなくなったらどうするのか?」ということを考え、確認してみるとよいでしょう。女性の場合、引越しや結婚、出産などで生活環境が変わる可能性がありますし、仕事が忙しくなったり、体調の変化や妊娠などでエステが受けられなくなる場合もあります。
途中で通えなくなる場合、コースの有効期限を延長してもらえるのか、系列店のフォローが受けられるのかなど、確認しておきましょう。場合によっては、割高でも都度払い(1回ごとに支払い)のコースの方が安心かもしれません。

契約書について

エステのような複数回の役務提供を受ける契約の場合、期間が1ヶ月を超えて料金が5万円を超える内容のものは必ず概要書と契約書の交付をしなければいけないことになっています。 例えば、口頭で説明があっても、その内容が書面になければ、無効になります。
契約書には、役務の内容(単価、回数、1回当たりの施術時間、総時間数)、支払うべき金銭の額、役務の提供期間(有効期限)、クーリング・オフに関する事項、中途解約・違約金等に関する事項、など大切なことが記載されています。
(特定商取引法で定められた契約書面に記すべき事項が抜けていたり契約書面の交付がなければ、法律違反となります。 )

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契約したくはないけど、断りにくい雰囲気に・・・・
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「今日中なら割引料金で契約できます」「1回分がとてもお得」……など、魅力を感じる契約を強く勧められることもあるかもしれません。しかし、契約の意思がない場合は、きっぱりと断りましょう。迷いがある場合は、「もう少し考えさせてほしい」「今日は契約しません」などの旨をきちんと口に出して伝えましょう。家でじっくり悩んでも遅くありません。回数セットのコースの場合、将来通えなくなる可能性もあることを念頭において、別のコースや方法を検討してみるのも手です。
いつまでも断らないと、気が弱い、意志が弱い、と思われて、中には強引に契約を迫るカウンセラーがいることも確かです。
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もし契約後に通えなくなってしまったら、どうしたらいいですか?
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「断りきれずに契約をしたけど、やっぱりやめたい」というときには、クーリングオフ制度を用いることで契約を解除することができます。また、クーリングオフ期間を過ぎた場合でも、法令に基づいた金額を支払えば中途解約をすることができます。ただ、気持ちの良い契約を交わすように自分自身で気をつけることが何よりも大切です。

クーリングオフ制度とは

一度は契約をしてしまったけれど冷静になって考えた結果、やはり自分にとって必要ないと思った場合に、一定期間内であれば消費者が無条件で契約解除できる制度です。
必要な条件は
(1)契約金額が5万円以上
(2)契約期間が1ヶ月以上であること
(3)契約日から8日以内
この条件を満たしていれば、クーリングオフを利用することができます。クーリングオフが適用されれば、契約が白紙に戻り、費用も全額戻ってきます。ただし化粧品や関連商品などは、自分の意思で開封してしまった場合はクーリングオフの対象外となります。

中途解約

クーリングオフ期間を過ぎてしまってから解約を行なう場合は、中途解約扱いとなります。
中途解約に伴い解約手数料(違約金)を支払う必要があります。
また、すでにサービスを何度か受けていたり、コースを消化してしまった場合、消耗品を使用してしまった場合は、必要な金額も異なります。

もし解約が必要なときは・・・。契約をチェック
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すごくお得な条件を出されたのですが、信用していい?
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「無料でエステ体験」「モデルとしてスカウトしますから、まずはエステで痩せましょう」などとうまい話を持ちかけて、最終的には多額の契約をさせられてしまうケース――よくあることです。どんな場合でもエステとしてお店を運営している以上、相手は商売ですから、損をしてまで契約することはありません。多額の値引きができる=値引きした価格が適正料金、と考えるのが自然で、定価や通常料金はあてになりません。
契約させるために、あの手この手で攻めてくるお店ほど、信用できないと思ったほうが賢明です。